新型コロナウイルスの現状

厚生労働省HPより以下引用しました。
本日(3月24日)、沖縄県、大分県、新潟県、栃木県、北海道、千葉県、群馬県、岐阜県、東京都、福岡県、京都府、神奈川県、大阪府、愛知県、山梨県、埼玉県、長野県、兵庫県より、今般の新型コロナウイルス感染症の患者58名、無症状病原体保有者3名、陽性確定例(症状有無確認中)4名、死亡者1名が、以下の通り報告されました。
 また、昨日までの陽性確定例(症状有無確認中)5例のうち1例(※3月21日公表分:新潟市)が有症状(患者)と判明しました。

今回の公表で、国内感染者は1,175名(患者1,050名、無症状病原体保有者117名、陽性確定例(症状有無確認中)8名)となります。
なお、これに加え、これまでに空港検疫で患者5名、無症状病原体保有者13名が確認されており、合計すると1,193名となります。
また、国内死亡者は43名となります。

※上記にはクルーズ船の感染者は含まれていません。

コロナウイルスの恐ろしいところは?
●死亡率が高いというところ
インフルエンザは0.1%ほどの死亡率といいますから今の日本の状況でいうと3~4%の方が亡くなっており抵抗力のないお年寄りや既往症をお持ちの方は特に注意が必要です。一般の肺炎で亡くなるお年寄りは多くいらっしゃいます。一般病棟に必ず何人かおられるのが現状です。無症状の方もおられるので、自分に自信がある方は感染しても大丈夫と思いがちですが、自分を介して感染して重症化してしまう人がいるということを忘れてはいけません。

●重症化の数が明かされていないところ
テレビでよく見る入院者の様子。呼吸器につなげられ、モニター(心拍や心電図の波形が映し出されている画面)の設置がされています。医療従事者はこれらの管理はもちろんのこと、他の患者様に感染させないよう、ガウンを身に着け、手袋、マスクの装着をし、ケアにあたります。排泄物の処理、発熱や患者の不快の軽減、食事や内服、点滴…。おそらく、病院に一人の患者がいるだけでも負担は大きくなります。元気になりますように、これを医療従事者は一番に念頭に置いてケアをする。けれど今後数が増えるほど、病院は受け入れ態勢が甘くなっていくでしょうし、医療従事者の負担が大きくなることと思います。
重症者の数はなぜ明かされないのでしょうか?

●薬の選択が試行錯誤している
エイズの薬、インフルエンザの薬、喘息の薬などで改善された例など明かされていますが、まだワクチンも薬もできあがっていません。
ニュースで人工心肺の装置を使って改善されたなどと紹介されていました。これは、自分の心臓や肺の動きを一旦止める必要がある症例(手術など)で使用されます。いわゆる高度医療です。このようなものまで使用されているということに恐ろしさを感じます。

つまりは、感染をいかにしないかが大きなカギとなります。うがい、手洗いの徹底、マスクの着用をしてしっかりと予防しましょう。
また、熱が出たけれど会社を休まずに行く、人混みのある場所に行くことは避けましょう。



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